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Fグループ電子工作講座

秋月電子SH7125ボードで始めるマイコン開発

テスト用可変抵抗の作成

AD変換のテストを行うためにテスト用の可変抵抗を作ります。
使用部品は
・可変抵抗
・ビニル線
・ピンソケット
・熱収縮チューブ
使用工具は
・半田ゴテ(一式)
・ニッパー
・ペンチ(又はヒートクリップ)
・カッターナイフ
各部品を半田でつなげる前にまず下ごしらえをします。
この下ごしらえによって最終的な半田付けの際の作業性と仕上がりが格段に向上します。

(2018/09/22追記)
端子部はケーブル用コネクタコネクタ用ハウジングを使用した方が耐久性が高くなります。
圧着工具はPA-20を使用できます。
圧着の仕方はXBEEの配線の回を参照の事。

使用する電線は3色又は4色です。
5V、GND、信号線に接続します。後で分かりやすい様に色分けします。
5V:赤または赤に近い色
GND:黒または黒に近い色
信号線:その他の色
今回は赤と黒が手元に無かったため5Vは紫、GNDは青を使用しています。
可変抵抗を複数使用する場合は信号線の色を分けておくと後で分かりやすくなります。

とりあえずビニル線をいい感じの長さ(15cmぐらい)にカットして、両端の被覆を5mmぐらい剥きます。


続いて両端を半田メッキします。
この半田メッキで後ほどの作業性が大幅に変わります。
ビニル線は非常に軽く簡単に曲がるため、横から半田ゴテを押し当てるとどこまでも逃げてしまいます。上からコテを押し付ける事も出来ますが、作業台が焦げて(溶けて)しまいます。
そこでビニル線の上にペンチ等ある程度重さのある工具を載せて逃げないようにします。
また、ビニル線を曲げて線の先が上を向くようにしておきます。


この状態でビニル線に半田ゴテと半田を当てて、ビニル線に半田を染み込ませます。

半田が多すぎて溜まってしまった場合はコテをビニル線の下から当てて半田を溶かしながらビニル線を曲げて弾くと余計な半田が作業台に振り落とされます。

続いてピンソケットを加工します。
まずピンソケットをカットします。カッターナイフで何回か切り目を入れて最後は一気に押し切ります。

写真はダブルピンソケットです。
シングルのピンソケットで作成した方が汎用性は高いと思います。

5V用、GND用、信号用をそれぞれ用意します。

2セット分を連結した状態で作ったため、この様な形になりました。

ピンソケットも予備半田しておきます。
ピンソケットも非常に軽量なためそのまま半田付けをしようとするとあっちこっち焦がしてしまいます。そこで一工夫。

ラジオペンチを輪ゴムでくくって洗濯バサミの様にして小さな部品を挟んでおきます。
ヒートクリップでも同じ事ができます。ヒートクリップの本来の使い方ではありませんが、私の場合ヒートクリップを使用する場合の使い道はだいたいこれです。
ヒートクリップはあまり重量がないため、ヒートクリップを使用する場合はヒートクリップの上に別の工具を載せて動かなくするのが良いでしょう。
ヒートクリップだと挟む力が強すぎるので、輪ゴムで調整が利いて重量があるラジオペンチがお勧めです。ただ、P-36は開くようにバネが入っているのでこの目的では使用できません。

半田付けの基本

洗濯バサミはコテで溶けてしまうので使うのはやめましょう。
指で持つとやけどします。

これで半田付け作業が格段に楽なります。
 

ソケット側の半田は少し大目に盛っておきます。

ここにビニル線を半田付けします。

半田メッキした部分をピンソケットの脚の長さぐらいにカットしてから半田付けします。
写真を用意するの忘れました。
コテでピンソケットに盛った半田を溶かしてからビニル線をピンソケットの脚に沿わせれば、ビニル線側の半田も溶けてくっつきます。
予備半田をしていない場合コテでピンソケットの脚とビニル線をキッチリ暖めつつ半田を当てないといけないため、ピンソケットをラジオペンチで固定していたとしても右手で半田ゴテ左手でビニル線と半田を一緒に持たないといけないので非常に作業性が悪いのですが、予備半田をしておけば左手で持つのがビニル線だけで良い上軽くコテを当てるだけで半田が溶けて溶けた半田を解して十分に熱が伝わります。

半田付けした部分は熱収縮チューブをかぶせておきます。

一個すつカットすると行方不明になるので、完全に切り落とさず少し残して切るのが良いでしょう。

熱収縮チューブはコテを使って下からあぶります。

コテを当ててしまうと熱収縮チューブが焦げてしまいます。
一瞬当たっただけなら焦げませんが、全体が収縮するほどしっかり当てると焦げます。
コテの熱ではコテに近い側しか収縮しません。
片面を収縮させた後はビニル線をひっくり返して最初に上になっていた側も収縮させます。
ライターを使う場合も遠火で炙らないとビニル線まで焦げてしまいます。

可変抵抗も予備半田しておきます。


ふっくらと半田を盛ります。


ビニル線と可変抵抗をつけてしまうと熱収縮チューブが通らなくなります。
先にビニル線に熱収縮チューブを通してから半田付けします。

感覚的には時計回りに捻ると値が大きくなる方が良いのでこの写真で見た場合、右側が5V、左側がGND、中央が信号とします。
アナログ回路の場合はGNDと中央を短絡させる等の接続方法がありますが、マイコンのAD変換の場合は抵抗の両端に0-5Vを加えて、中央を信号とする事が多いでしょう。

仕上がりはこんな感じです。
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