ハイパーダッシュ3を駆動することができたので他のミニ四駆用カスタムモーターも
電流を測定してみます。
関連:
リチウムバッテリーでの加速特性、
3.0Vでの加速特性以前測定した
・FA130
・ハイパーダッシュ3
・パワーダッシュ
に加えて
追加するのは
・アトミックチューン2
・レブチューン2
・ウルトラダッシュ
・プラズマダッシュ
2020/01/13追加 ・トルクチューン2
・ライトダッシュ
・スプリントダッシュ
2020/01/17追加・低回転型130モーター
ツインギヤボックスに入れるつもりなのに、プラズマダッシュ1個でツインギヤボックスが
買える値段の上、電源の都合上使えない可能性が高いのが少々痛い。
ミニ四駆向けのスペックについては
参考:TEA-League様
モーター性能比較表が非常に役に立ちます。
その他機材
電流計は引き続き
SANWA製 DCL31DR
これ以上細かい事を測定するには
電流プローブが必要なものの、そこまで予算は無いぞ。
※2021/09/18 格安の電流プローブがありました電源は引き続き電流を流せるように大容量リチウムバッテリー。
KEEPPOWER 18650 3120mAh 15A放電仕様
そろそろ放電性能が足りなくなってきた。
他にも試したいことが沢山あるので、今回は無負荷電流と始動電流のみ。
測定結果
無負荷電流 FA130:0.2~0.3Aぐらい ※前回測定
トルク2:0.3Aぐらい
アトミ:0.3-0.5Aぐらい
レブ2:0.4-0.5Aぐらい
LD:0.4-0.5Aぐらい
HD3:0.6~0.9Aぐらい ※前回測定
パワー:0.6~0.9Aぐらい ※前回測定
スプリント:1Aぐらい
ウルトラ:1.3-1.5Aぐらい
プラズマ:1.7-1.8Aぐらい
低回転型:0.15Aぐらい
始動電流(端子直結)
FA130:4A ※前回測定
トルク2:11-13A
アトミ:10-12A
レブ2:7-9A
LD:12-14A
HD3:14~15A ※前回測定
パワー:16~17A ※前回測定
スプリント:18-20A
ウルトラ:23-25A
プラズマ:22-25A
低回転型:
1Aバリスタの効果なのかは不明ですが、低回転型が極端に小さな値になりました。
負荷電流(ワイルド四駆に入れた場合)
FA130:0.5A~1.5Aぐらい ※前回測定
トルク2:0.6-0.7Aぐらい
アトミ:0.5-0.7Aぐらい
レブ:0.5-0.7Aぐらい
LD:0.6-0.8Aぐらい
HD3:1~2Aぐらい ※前回測定
パワー:1~2Aぐらい ※前回測定
スプリント1.2-1.3Aぐらい
ウルトラ:1.8-2.5Aぐらい
プラズマ:2-3Aぐらい
低回転型:0.3~0.6Aぐらい
適当に負荷を変えてみただけなので当てにはならない数値です。
まとめ
正逆を繰り返さなければ、プラズマダッシュでも秋月
TPC8407×2モジュールで制御
できそうな数値に収まりました。ただし、ツインで使うと瞬間50A消費する可能性がある
ので手持ちのバッテリーでは性能が追いつきません。
負荷電流はカタログ値の半分ぐらいしか出ないので、ワイルド四駆の75:1では負荷が軽い
様です。
ダブルギヤボックスの12.7:1やツインギヤボックスの16.6:1を使うにしてもミニ四駆の
ギヤ比に比べると負荷が軽いはずなので、トルク系よりスピード系の方が使い勝手は
良さそうです。
低回転型はノーマルに比べても始動電流がとても小さいので電源への負担が少なく、
マイコン等と組み合わせやすい設計になっている様です。