目的:なぜそれを実施するのか
目標:実施する内容
方法:実施するための手段
1つの目的や目標に対してそれを実現するための方法は様々で1つではありません。
ところが、様々な場面で目的に対して方法はたった一つであると考えている人に遭遇します。
自分が学んできた事が唯一絶対の方法であり、他の方法は間違っていると考える人です。
正直なところ日本の教育における「教科書に書いてない方法は理由を問わず間違い」という方針が教科書ありきで考え他者の考えを認めない大きな原因の様な気がしています。
真に新しい事をしようと思うと、それは誰も成し遂げていない事です。
誰も成し遂げてないという事は「正解が見つかっていない」、「従来の教科書では対応できない」内容です。そこに教科書は存在しません。
「教科書に書いてない方法は間違い」とういう考えでは新しい事には教科書が存在しないので「新しい事は間違い」という扱いになります。
また、「教科書ありき」の人は「偉い人の言う事は正しい」であり、なぜそうなるのか原理レベルで考えようとしない傾向もあるように思います。
原理レベルで理解していれば目的に対してその方法が適しているのか考える事ができ、異なる見解についても独自で検証が可能です。原理レベルで理解できていないと「教科書に書いてあるから」という理由だけで方法を選択してしまい、なぜその方法を採用するのかが分からず、ましてや他に様々な方法がある事すら知らないのです。
目的に対してどういった理由でその方法を選択するのかを考える必要があります。