関連
XBee S1による無線化1:モジュールの初期化XBee S1による無線化2:エクスプローラの配線XBee S1による無線化4:マイコンの設定ベースボードと
前回作成したコネクタ化済みエクスプローラを接続するための配線を追加します。
今まで通りに表面のピンヘッダへ接続することもできるのですが、通信は頻繁に使うためGND5Vのコネクタを占拠しっぱなしになって非常に邪魔なので裏面から配線を出してしまいます。
今までのシリアル通信ではRS232Cのコネクタおよびこれに接続されている
PA3と
PA4を
制御していました。
PA3とPA4は配線がつながっているので別の端子を使用します。
ハードウェアマニュアルをみて、配線的に都合のいい
PA0と
PA1を使うことにします。
PA0が
RXD0、
PA1が
TXD0で、これをそれぞれ
エクスプローラの
DOUT、
DINに接続します。
エクスプローラから
DataOUTされものをマイコンで
Reciveし、マイコンの
Transmitされたものをエクスプローラへ
DataINします。
今後XBeeを接続しないで使用することもあります。
で、XBeeを接続しない状態で
RXD0の機能を有効にすると
指がアンテナになって不必要な受信割り込みが発生してしまいます。そこで、
プルアップ抵抗をつけておきます。
都合がいいことにPA0の近くに5Vが来ているのでこれを利用します。
プルアップ抵抗としては抵抗値が大きすぎると思いますがとりあえず1MΩをつけてます。
RS232Cコネクタ周辺の赤と青の電線は今回の話とは関係ない配線です。
PA0、PA1と5V、GNDから配線(15㎝程度)を出します。
例によって長さは後で揃えます。
配線色は
エクスプローラに半田付けした配線色に合わせましょう。
エクスプローラのDOUTが白、DINが黄なので、PA0が白、PA1が黄になります。
配線はワイヤバンドで固定しました。
固定したらここで長さを揃えて切ります。
先端の被覆を剥いて半田メッキします。
今回は基板用コネクタに半田付けするので多目に盛っておきます。
半田付けしてしまうと熱収縮チューブを挿入できないので、メッキができたら熱収縮チューブを挿入しておきます。
基板用コネクタに半田付けします。
基板用コネクタは
ラジオペンチと輪ゴムを使って動かないようにします。
エクスプローラの配線色と一致するようにコネクタに半田付けします。
熱収縮チューブを収縮させて完成です。
再度DOUTとPA0、DINとPA1が接続されている事を確認しておきます。
マイコン間で無線通信を行いたい場合はこれを2セット作成します。