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Fグループ電子工作講座

秋月電子SH7125ボードで始めるマイコン開発

低回転型130モーターの内部

ツイストクローラーに搭載されている低回転型130モーターのバリスタがどうなっているか
気になったのでモーターを分解しました。


写真左が低回転型130モーター、右は通常の130モーターです。


コア部


黒い輪っかがバリスタ(バリアブルレジスタ)です。

裏側に電極があります。

このバリスタの役割はモーターから発生するノイズの除去です。

バリスタについて
ブラシタイプのDCモーターは整流子を使って電流を流すコイルを順次切り替えながら
回ります。切り替えるタイミングでサージが発生するのですが、このサージを軽減する
目的でバリスタが搭載されています。
バリスタは文字通りバリアブル(可変)なレジスタ(抵抗)です。※可変抵抗ではありません。
バリスタはある一定電圧まではほとんど電気を通さないのですが、電圧が一定値を超える
と一気に電流が流れるようになります。この効果によりサージなどのとても大きな電圧が
発生した時に一時的に電流が流れてサージを吸収してくれます。

車載向け基板の電源部等でエンジンで発生したノイズが基板に入らないように保護する
目的でも使用されます。

コイルの巻き数はノーマル(写真左)に比べて多くなっています。



ブラシ

嬉しい事にブラシはカーボンタイプで、金属ブラシより耐久性があります。

ノーマルの130モーターをPWMでゴリゴリ動かしているとスパークでブラシが摩耗
するのですが、厚いカーボンタイプならちょっとやそっと使ったぐらいでは壊れま
せん。バリスタの効果と合わせて耐久性が高くなるよう設計されています。

軸受け

軸受けも金属製で耐久性が重視されています。



まとめ

低回転型130モーターは総じて耐久性を重視した設計になっています。

来月発売予定のマイコン付の工作キットにも同様のモーターが搭載されており、
ツイストクローラー同様にニッケル水素電池が使用厳禁との表記があります。

ニッケル水素電池の使用厳禁はこのモーターが理由なのか気になります。

※2020/02/17追記
始動電流が1Aとノーマルモーターに比べて小さいので電源への負担が小さくなります。
他のモーターに比べてコギングトルク(ゴリゴリ感)が大きくトルクチューンと同程度です。
(コギングトルクは出力トルクとは直接関係しません)
色がライトダッシュモーターと全く一緒です。ライトダッシュのラベルを剥がしたら外見
では全く区別が付きません。
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