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Fグループ電子工作講座

秋月電子SH7125ボードで始めるマイコン開発

秋月sh7125Fベースボードで始めるマイコン開発

これからマイコンを勉強を始める方へ

PIC、ATMEL、Arduino等世の中には色々なマイコンがあります。
私がオススメしたいのは秋月電子で取り扱っているSH7125Fベースボードです。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-02300/


オススメしたい理由は以下の7点
・開発環境が全部付いてくる
・取扱い説明書が付いてくる
・完成した周辺回路がついてくる
・CPUボードだけ取り外して使える
・マイコンで良く使う機能標準装備
・PWM出力16ポート使用可能
・参考資料が豊富
<開発環境が全部付いてくる>通常、マイコン開発に必要な物
・マイコン本体
・周辺回路(クロックとか)
・パソコン
・マイコンの開発用プログラム
・C言語を機械語に変換するプログラム(コンパイラ)
・マイコンの書き込み治具
・マイコンの書き込みソフト
・電源
本来これらを個別に用意する必要があります。
また、正しく組合せないとプログラムを作成できたけど、
書き込めないなんて事もあります。

SH7125Fベースボードキットならパソコンと電源を除き全部付いてきます。
必要な物が正しい組み合わせで全部揃って5000円に収まります。
フリー版のコンパイラなので日数制限があります。ただ、日数制限でプログラム容量制限
がかかったとしてもSH7125の容量を超えているため日数制限に引っかかったとしても機能
上なにも変わりません。

<取扱い説明書が付いてくる>

マイコン開発をする場合、開発用プログラムの使い方、書き込みツールの使い方など全て
自分で調べなければいけません。
SH7125Fベースボードキットならこれらを使うための取扱い方法の資料が付いてきます。
しかも動作確認済みのサンプルプログラムまでついてきます。
手順書通りに作業をすればマイコンに関する基礎知識が無くてもプログラムの書き込みから
実行まで行う事が出来ます。

<完成した周辺回路がついてくる>

マイコン開発をする場合、クロックなど周辺回路を選定してユニバーサル基板上に作成する
必要があります。しかも配線一本間違えただけでも動きません。書き込むことすらできません。
ベースボードなので最初から回路が完成しています。半田付けも終わってます。半田不良で
泣かされる事もありません。
ここでイチオシなのがベースボード上についているLED。
ベースボードなので確認用LEDが付いているのは当然なのですが、このLEDはPWM制御可能な
ポートに接続されておりPWMの動作確認をするときにとても役立ちます。

<CPUボードだけ取り外して使える>

SH7125Fベースボードキットはベースボードの上にCPUボードを挿して使います。
間違ってCPUを壊してしまってもCPUボードだけ買い直せばOKです。
で、このCPUボード単体で使う事ができます。名刺の1/4ぐらいの面積で単体で動かせます。
RX220だとCPUボードにパワーオンリセットにシリアル通信ICと書き込みモード切替スイッチ
まで付いてくるのでCPUボード単体で使うならRX220ボードの方が気が楽です。
※RX220で検索して来られた方はこちらへどうぞハード編ソフト編サンプルプログラム

<マイコンで良く使う機能標準装備>

PWM、ADをはじめとしてパルスカウンタ、シリアル通信(UART)、タイマ割込み等を使用する
ことができます。

<PWM出力16ポート使用可能>

モーター制御に必要なPWM出力ポートを最大16ポート使用可能。
正転逆転を両方PWM出力で動かしたとしてもモータを8個まで比例制御可能。
アナログ入力で良く使う可変抵抗も8個接続可能。

<参考資料が豊富>

秋月電子という電子回路界での超メジャーな会社が取り扱っているキットで開発環境も無料で
揃うだけあってユーザーが多い。で、サンプルプログラムを公開している人も結構多い。
マイコンで良く使う機能を使う場合は初期設定が必要ですが、やりたい事はネットで調べれば
大抵出てくる。マイコン開発の先輩方に感謝です。

関連:当ブログで扱うSH7125の特殊機能一覧
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