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Fグループ電子工作講座

秋月電子SH7125ボードで始めるマイコン開発

SH7125でモーターの速度制御

前回作成した回路を使ってモーターの速度制御を行います。
回路さえ出来上がっていればあとはポートをPWM制御するだけです。

PWM制御にはPWM機能を試した回の一番最後のプログラムを使用します。
アナログ入力を使用するので可変抵抗を接続します。
モーターを2個とも回したいので、PE8、PE9も下の段のモータードライバへ接続しておきます。


可変抵抗は抵抗中央の信号線をPF0へ、GNDと電源をそれぞれマイコンボードのGNDと5Vへ接続します。

後はプログラムを実行するだけ。
AD変換とPWMを使えるようにする方法はPWM機能を試した回を参照のこと。
モーターを2個動かせるようにしたので、プログラムも2個動くようにしておきます。

#include "io_setup.h" //汎用IO機能の読込
#include "intMTU.h" //PWM機能の読込
#include "ADConv.h" //AD変換機能の読込

void main(void){
    short out=0;
    hardware_setup(); //汎用IOの初期化
    init_MTU(); //PWM機能の初期化
    init_ADC(); //AD変換機能の初期化

    while(1){
        check_ai(); //AD変換を実行
        out=(get_ai(0)-512)*2; //AD変換値を -1023 - 0 - 1023 に変換
        set_pwm2( PWM_PE0 ,PWM_PE1 , out ); //PWM出力:ポートA,B、出力 -1023-0-1023
        set_pwm2( PWM_PE8 ,PWM_PE9 , out ); //PWM出力:ポートA,B、出力 -1023-0-1023
    } // end while
}

これでモーターの正転逆転および速度制御ができるようになりました。
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